●「ニュートン」…未発見の真理の大洋
ニュートンはおとなしく物静かな人物でしたが、怒りっぽくユーモアを解さない一面があったため友人は多くありませんでした。
しかし、13才年下のハレ―(彗星の名前になっている天文学者)とは仲が良かったようです。
ある日ハレーがどうしても自分で解けなかい惑星の軌道について質問した時、事もなげに「楕円だよ」と答えました。
ビックリして理由を聞きかえしたハレーにメモの束を渡して「計算した」と言いました。
その計算を見たハレ―はその重要性に2度ビックリして、他に研究も含めて論文として発表するよう強くすすめました。
それがやがて科学史上最大の古典といわれる「プリンキピア」の発刊へとつながっていきます。
彼は外出や散歩・運動などをほとんどしませんでしたが、目や歯をはじめとても健康でした。
しかし中年以降はひどい頭痛に悩まされ、また当時多くのロンドン市民がそうであったように、急ピッチで進む工業化による大気汚染でのどの痛みや咳などを訴える事が多かったようです。
晩年彼はこう語っています。
「私は浜辺で遊ぶ子供である。時々なめらかな小石や普通より美しい貝殻を見つけては喜んでいる。
しかし真理の大洋はすべて未発見のまま横たわっている。」
事実、彼は偉大な発見や発明の数々は死後、机の上から発掘されたのです。
ちなみに万有引力の発見のキッカケとなったあのリンゴの木の子孫は日本小石川植物園(東京・文京区)で今も元気だそうです。
№7に続く…
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